面接でのビジネスマナー busuness manners at interviews

動作・態度・マナー
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第一印象の重要性
初対面の人間との第一印象は最初の1〜3分間でできあがるといわれています。
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面接は最初の1分で決まる
下の図の『メラビアンの法則』にもあるように、初対面の人の印象は最初の1〜3分で決まります。しかも、面接時の場合は入室後3〜4秒で決まるといわれています。
最初の印象、身だしなみ、笑顔、マナーなどは、とても大切です。
具体的にチェックしてみましょう。- 面接にふさわしい服装か
- 髪はきちんとしているか、髭は剃っているか
- ネクタイは曲がっていないか
- 派手なマニキュアは落としているか
- 失礼します(入室時)、よろしくお願い致します(着席時)のあいさつ 等
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「外見」を整える
第一印象の鍵を握るのは「外見」が大きな要素となります。
- まなざし
- 笑顔 ▶︎ 安心 ▶︎ 信頼
- 身だしなみ(1.清潔感 2.センス・機能性 3.控えめ)
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服装
- 男性
- スーツは3つボタンか2つボタン、色は紺かグレーが定番です。しっかりプレスされ清潔で きちんとした印象が持てるものを選んでください。
- 女性
- シンプルなシングルスーツが定番です。色は紺・グレー・茶・ベージュが一般的ですが、業種によっては淡いパステルカラーでも構いません。
あまりリクルートスーツにこだわる必要もなく自分にあったものを選ぶことが大切です。
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身なり
- 男性
- ひげ、頭髪、口臭(特にお酒)に注意
- 女性
- 濃すぎる化粧、きつい香水、
不自然な茶髪に注意
※ ビジネスにふさわしい服装を心がけ、スーツのしわ、ほころび、汚れ等に注意する必要があります。
靴の汚れにも注意しましょう。 -
立ち振る舞い
- 背筋を伸ばす
- 腕は自然に体にそって両脇につける
- 首を伸ばしてあごを引く
- 下腹部に力を入れる
- 肩の力を抜く
- 両足に均等に体重をかける
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座り方
上体をまっすぐ伸ばす
背もたれと背中の間にこぶし1つ分くらいの隙間ができるくらいの深さに腰を掛ける -
メラビアンの法則
話者が聴衆に与えるインパクトには3つの要素があり、それぞれの影響力を具体的な数値で表した法則
ハロー効果の活用
ハロー効果とは何かひとつ良く見えると何もかも良く見え、何かひとつ悪いと何もかも悪く見えてしまうといったエラーのことをいいます。
最初に好感、安心感を抱いた相手とは多少話が食い違っても不思議といいムードで話を続けることができます。元気な声、生き生きとした表情、礼儀正しさはイメージ効果となってあなたをよく見せてくれるでしょう。
あいさつ、ビジネス用語
あいさつ
あいさつはビジネス活動の潤滑油といわれています。
あいさつは相互のコミュニケーションを図る重要な手段のひとつです。
あいさつのポイント
- 感じの良い
あいさつ -
- 笑顔を添えて
- 相手より先に、あいさつを
- 心を込めて
- 公平に(全員に)
- 面接時に必要
なあいさつ -
- 「失礼いたします」(15度)
- 「△△(フルネーム)と申します。よろしくお願いいたします」(30度)
- 「(本日はお忙しいところ)ありがとうございました」(45度)
※ 言葉が終わってから、お辞儀をしましょう
- 会釈
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- ・廊下などですれ違う時
- ・入室や退室時
- ・要件を承る時
- ・人の前を横切る時
- 敬礼
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- ・お客様を迎える時
- ・目上の方にあいさつする時
- 最敬礼
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- ・お礼やお詫び、無理なお願いをする時
- ・改まったあいさつをする時
ビジネス用語の基本
わたし、ぼく | わたくし |
相手の会社 | 口頭の場合は「御社」(おんしゃ)、 文書の場合は「貴社」(きしゃ) |
きのう、 おととい |
昨日(さくじつ)、一昨日 |
きょう、 あした、 あさって |
本日、明日(みょうにち)、明後日 |
誰ですか | どちら様でしょうか |
何の用ですか | どのようなご用件でしょうか |
ちょっと待って ください |
少々お待ちいただけますでしょうか |
こちらから 行きます |
こちらから伺います、 こちらから参ります |
電話ください | 電話いただけますでしょうか |
わかりました | かしこまりました |
わかりません | わかりかねます |
知りません | 存じません |
すみません | 申し訳ございません |
あります | ございます |
どうしますか | いかがいたしましょうか |
あとから 連絡します |
のちほど連絡を差し上げます |
身だしなみ
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男性編
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女性編